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障害学生支援プロジェクト
Disabled-student Study Support Project (DSSP)
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「読みものコーナー」です。
ここには理工系学生が「気楽に読める理工系書籍」の点訳があります。点訳ファイルはbse形式で提供されています。それを手持ちのコンピューターにダウンロードして点字印刷をするのは点字印刷の方法をご覧ください。また、ダウンロードしたbseファイルを「
BrailleViewer」のようなソフトを使って開けば、普通のテキスト表示ができます。
読み物のリストです。読みたい本のタイトルをクリックすれば、そこにジャンプします。
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(1)「ご冗談でしょう、ファインマンさん」
R.P.ファインマン著、大貫昌子訳
【出版社による内容紹介】少年時代より変わらぬ,あくなき探求心といたずらっ気….20世紀を代表する物理学者が,奇想天外な話題に満ちた自らの人生をユーモアたっぷりに語る.ノーベル賞受賞をめぐる顛末,また初来日の時の“こだわり”など,愉快なエピソードのなかに,とらわれぬ発想と科学への真摯な情熱を伝える好読物.
表紙(bse)
1章 ふるさとファーロッカウェからMITまで
(bse)
2章 プリンストン時代
(bse)
3章 ファインマンと原爆と軍隊
(bse)
4章 コーネルからキャルテクへ
(bse)
5章 ある物理学者の世界
(bse)
訳者 あとがき
(bse)
- (2)「世界でもっとも美しい10の科学実験」 ロバート.P.クリース著、青木薫訳
【出版社による内容紹介】実験で知る科学史。科学史(特に物理学)に残る著名な実験のうち、物理学誌の読者投票で選ばれた最も美しい実験のベスト10を式なしで説明し、美しさのポイントを絵画の鑑賞のように易しく解説します。実験の背景となる理論や、実験の概要を説明した後、著者が美しいと感じた理由やトリビア的な知識を開陳します。扱っているテーマは、エラトステネスの地球の外周の長さを求める実験、ガリレオがピサの斜塔で落下の法則を確認した実験、ガリレオが慣性の法則を確認した実験、ニュートンがプリズムで確認した光の分散の実験、フーコーの振り子による地球自転を確認する実験、ファインマンの量子力学に関する2重スリットの思考実験など。
表紙(bse)
点訳者注
(bse)
序文 移り変わる刹那
(bse)
第1章 世界を測る
(bse)
第2章 球を落とす
(bse)
第3章 アルファ実験
(bse)
第4章 決定実験
(bse)
第5章 地球の重さを測る
(bse)
第6章 光という波
(bse)
第7章 地球の自転を見る
(bse)
第8章 電子を見る
(bse)
第9章 わかりはじめることの美しさ
(bse)
第10章 唯一の謎
(bse)
終章 それでも科学は美しくありうるか?
(bse)
謝辞
(bse)
訳者あとがき
(bse)
原注
(bse)
索引
(bse)
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- (3)「これが物理学だ」ウォルター.ルーウィン著、東江一紀訳
【出版社による内容紹介】マサチューセッツ工科大学(MIT)で物理学を教える70代の教授がWebのスターとなったのは2007年。MITは学内の授業をYouTube やiTunes Uで無料公開を始めていたが、アメリカ国内のみならず、イラクや中国の人々まで魅了して人気ナンバー1になったのがルーウィン教授の授業だった。その物理学入門教室を完全書籍化。
表紙と目次と講座紹介(bse)
点訳者注
(bse)
第1講 物理学を学ぶことの特権
(bse)
第2講 物理学は測定できなければならない
(bse)
第3講 息をのむほどに美しいニュートンの法則
(bse)
第4講 人間はどこまで深く潜ることができるか
(bse)
第5講 虹の彼方に?光の不思議を探る
(bse)
第6講 ブッグバンじゃどんな音がしたのか
(bse)
第7講 電気の軌跡
(bse)
第8講 磁力のミステリー
(bse)
第9講 エネルギー保存の法則
(bse)
第10講 まったく新しい天文学の誕生
(bse)
第11講 気球で宇宙からのX線をとらえる
(bse)
第12講 中性子星からブラックホールへ
(bse)
第13講 天空の舞踏
(bse)
第14講 謎のX線爆発
(bse)
最終講 世界が違って見えてくる
(bse)
補遺
(bse)
謝辞
(bse)
訳者あとがき
(bse)
略歴
(bse)
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- (4)「科学的とはどういう意味か」森博嗣著
【出版社による内容紹介】科学的無知や思考停止ほど、危険なものはない。今、個人レベルで「身を守る力」としての科学的な知識や考え方とは何か??。元・N大学工学部助教授の理系人気作家による科学的思考法入門。
表紙とまえがきと目次(bse)
第1章 何故、科学から逃げようとするのか
(bse)
第2章 科学的というのはどういう方法か
(bse)
第3章 科学的であるにはどうすれば良いのか
(bse)
第4章 科学とともにあるという認識の大切さ
(bse)
あとがき
(bse)
著者略歴
(bse)
- (5)「14歳のための時間論」佐治晴夫著
【出版社による内容紹介】好評の『14歳のための物理学』の姉妹編です。前著同様、中学生以上の読者を想定し、「時間のふしぎ」について、科学の基礎的発想をもとに、やさしく、分かりやすく、解きほぐします。読み進むうち、20世紀以後のさまざまな分野に決定的な影響を与えた「相対性理論」の前提や、あらゆる世代にとっての「生きている今」の意味を再確認することができる、感動の一冊です。
「はじめに」と目次
(bse)
その1?日曜日のお話 時間のふしぎ
(bse)
その2?月曜日のお話 時間をはかるとは
(bse)
その3?火曜日のお話 なぜ時間はもどらないのか
(bse)
その4?水曜日のお話 見えない時間、聞こえる時間
(bse)
その5?木曜日のお話 すべては「ゆらぎ」の中に
(bse)
その6?金曜日のお話 時間は誰にとっても同じか
(bse)
その7?土曜日のお話 「これから」が「これまで」を決める
(bse)
- (6)「今この世界を生きているあなたのためのサイエンス」リチャード.A.ムラー著、二階堂行彦訳
【出版社による内容紹介】エネルギー問題、地球温暖化など、誰もが無関係ではいられない切実な問題を取り上げ、最新科学に基づいて要点を解説する、全米ベストセラー。
「はじめに」と目次
(bse)
第1講 テロリズム
(bse)
第2講 エネルギー問題
(bse)
第3講 原子力
(bse)
第4講 宇宙空間の利用
(bse)
第5講 地球温暖化
(bse)
著者と訳者
(bse)
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- (7)「世の中ががらりと変わって見える物理の本」カルロ.ロヴェッリ著、竹内薫監訳、関口英子訳
【出版社による内容紹介】だれもが驚く、すごい物理学!まったく縁がない人も、本書なら素晴らしい体験ができる。イタリアで30万部、世界20か国で翻訳!
目次と「はじめに」
(bse)
第1回講義 世界でいちばん美しい理論
(bse)
第2回講義 量子という信じられない世界
(bse)
第3回講義 塗りかえられる宇宙の構造
(bse)
第4回講義 不安定で落ち着きがない粒子
(bse)
第5回講義 粒でできている宇宙
(bse)
第6回講義 時問の流れを生む熱
(bse)
最終講義 自由と好奇心をもつ人間
(bse)
訳者あとがき
(bse)
著者と訳者の紹介
(bse)
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- (8)「14歳のための物理学」佐治晴夫著
【出版社による内容紹介】NASAの宇宙計画にまで関与した物理学者としての合理性と、ほぼ毎月、各地の学校などでピアノやオルガンを奏でながら講演している演奏者としての感受性に基づく、楽しくて分かりやすいエッセイです。著者は、感性豊かな科学者で、本書は、これまでの著書ではあまりふれなかった、あらゆる科学の基礎の基礎となる力学的なモノの見方について、中学生でも理解できるように、わかりやすく書いた一冊です。
プロローグと目次
(bse)
その1 空はなぜ落ちてこないのだろう?完成した宇宙は落ちてこない
(bse)
その2 「落ちること」の美しさ?慣性の法則と「力」
(bse)
その3 「運動」を決めているもの?ニュートンの三つの法則
(bse)
その4 大空を見上げてみよう?放物線を思い描いて
(bse)
その5 「見えない力」を感じよう?「力」を生み出す加速運動
(bse)
その6 「仕事」とはなんだろう?
(bse)
その7 スピードは控えめに、ブレーキは早めに?月の引力と運動エネルギー
(bse)
その8 宇宙最大の大原則とは?力学的エネルギーの保存法則
(bse)
その9 ミクロの世界におりていこう?光と風と空気の粒
(bse)
その10 トワイライトのなかの力学?人の心と奇妙な世界
(bse)
エピローグ
(bse)
著者の紹介
(bse)
- (9)「世界の仕組みを物理学で知る」松原隆彦著
【出版社による内容紹介】20世紀に入って、目覚ましい進展を見せている物理学。特に相対性理論と量子力学は、人類の思考を根底から支配している常識を覆しました。相対性理論によって宇宙飛行や核エネルギーなど、最先端の技術が生まれ、私たちの日常生活に切り離せないパソコンやスマートフォンは量子力学の応用から誕生しました。また生命の謎や宇宙の誕生も量子論によって解き明かされようとしています。
文系の人にとっては、難しいという印象しかない物理学ですが、物理学を知ることによってものの見方、世界の見方が大きく変わってきます。
全く数式を使わないで、世界の仕組みの不思議を、物理学の最新理論を使って、日本を代表する物理学者松原隆彦博士が誰にでも分かるように解き明かしていきます。
はじめにと目次
(bse)
1章 物理学で世界が変わる
(bse)
2章 物理学者の正体
(bse)
3章 空の上の物理学
(bse)
4章 私たちは何を見ているのか?光の話?
(bse)
5章 すべては粒子でできている?素粒子、原子、分子の世界?
(bse)
6章 時間はいつでも一定か?相対性理論を考える?
(bse)
7章 意識が現実を変える??量子論の世界?
(bse)
【参考文献】
(bse)
おわりに?この宇宙は、人間が生まれるようにできている?
(bse)
- (10)「物理学は世界をどこまで解明できるか」マルセロ・グライサー著、藤田貢崇訳
【出版社による内容紹介】現代物理学は物質を形づくったり力を伝えたりする何種類もの素粒子が存在すると示唆し、この宇宙の外に無数の宇宙が存在すると予測する。しかし、こうした理論のなかには実験や観測によって裏づけられていないものが数多くあり、実は科学者たちはそれらが存在すると信じているにすぎない。理論物理学者の著者は、世界に関する知識の歴史をつぶさに調べ、人間はどのように世界の姿をとらえてきたのかをあざやかに描く一方、実証可能な理論と、「多宇宙」など人類には永久に立証できない理論とを明確に区別し、夢見がちな理論物理学を一刀両断。つかみがたい物質と宇宙の姿を巧みに描き、究極の実在とはどんなものか、人間はどこまでそれに近づけるのかを問う野心的科学書
表紙と目次
(bse)
序章 知識の島
(bse)
1章 信じる意思
(bse)
I世界の起源と天界の本質
1章 信じる意思
(bse)
2章 空間と時間を越えて
(bse)
3章 あるべきか、なるべきか、それが問題だ
(bse)
4章 プラトンンの夢から学ぶこと
(bse)
5章 新しい観測ツールがもつ変革の力
(bse)
6章 天球に風穴を開ける
(bse)
7章 科学は自然の壮大な物語
(bse)
8章 空間の柔軟性語
(bse)
9章 落ち着きのない宇宙
(bse)
10章 今というのはどこにも存在しない
(bse)
11章 宇宙の暗闇
(bse)
12章 無限を分けてみる
(bse)
13章 転がり落ちる宇宙
(bse)
14章 宇宙を数える
(bse)
15章 幕間?ストリング・ランドスケープを望む散歩道
(bse)
16章 多宇宙を検証できるか?
(bse)
II 錬金術から量子へ?実在のとらえがたい本質
17章 すべては無の中に浮いている
(bse)
18章 技(アート)と自然の驚くべき力と効力
(bse)
19章 捉えどころのない熱の性質
(bse)
20章 不可思議な光
(bse)
21章 手放すことを学ぶ
(bse)
22章 勇敢な人類学者の物語
(bse)
23章 量子の世界における波とは?
(bse)
24章 実在の正体を知ることはできるか?
(bse)
25章 量子の幽霊を恐れるのは誰か?
(bse)
26章 誰(た)がために鐘はなる
(bse)
27章 意識と量子世界
(bse)
28章 始まりに立ち返る
(bse)
III 心と意味
29章 人間の法則と自然の法則
(bse)
30章 不完全性
(bse)
31章 超人的な機械の不吉な夢、あるいは情報としての世界
(bse)
32章 畏怖と意味
(bse)
謝辞
(bse)
訳者あとがき
(bse)
参考文献
(bse)
索引
(bse)
- (11)「世界でいちばん美しい物語〔宇宙・生命・人間〕」ユベール・リーヴズ他著、木村恵一訳
【出版社による内容紹介】私たちの住む地球や宇宙はどのように誕生し、地球上の生命や人類はどのように登場したのか。古くからのこの問いに、宇宙物理学者・分子生物学者・古生物学者が最新の研究結果をもとに答える。「私たちは何者なのか、どこから来てどこへ行こうとしているのか」について基本的な見取り図を提示する。わかりやすく、楽しい科学読本。フランスのベストセラー。
表紙と目次
(bse)
プロローグ
(bse)
第1幕 宇宙
第1場 カオス
(bse)
第2場 宇宙の形成
(bse)
第3場 地球
(bse)
第2幕 生命
第1場 原始のスープ
(bse)
第2場 生命の形成
(bse)
第3場 種の爆発
(bse)
第3幕 人間
第1場 アフリカのゆりかご
(bse)
第2場 人類の形成
(bse)
第3場 征服の道
(bse)
エピローグ
(bse)
解説
(bse)
著者と訳者の略歴
(bse)
- (12)「人はなぜエセ科学に騙されるのか」カール・セーガン著、青木薫訳
【出版社による内容紹介】宇宙人による誘拐、交霊術、テレパシー、超能力…世にはびこる数々の似非科学を一つ一つ論破し、なぜ、「科学では割り切れない現象」などありえないかを明快に説く。科学する心、つまり「懐疑する精神と不思議さに驚嘆する感性」があれば、科学のふりをしたトンデモ話に惑わされないはずだ。“科学者の良心”セーガン博士の遺書的エッセイ。
表紙と目次
(bse)
はじめに‐私の先生たちのこと
(bse)
第1章 いちばん貴重なもの
(bse)
第2章 科学と希望
(bse)
第3章 月の男と火星の顔
(bse)
第4章 宇宙人
(bse)
第5章 欺瞞と秘密主義
(bse)
第6章 幻覚
(bse)
第7章 悪霊に憑かれた世界
(bse)
第8章 真の光景と偽の光景の区別について
(bse)
第9章 セラピー
(bse)
第10章 ガレージの竜
(bse)
第11章 悩みの都市
(bse)
第12章 ”トンデモ話”を見破る技術
(bse)
第13章 事実にこだわること
(bse)
第14章 反科学
(bse)
第15章 ニュートンの眠り
(bse)
第16章 科学者が罪を知るとき
(bse)
第17章 懐疑する精神と、驚嘆する感性との結婚
(bse)
第18章 風はほこりをたてる
(bse)
第19章 くだらない質問というものはない
(bse)
第20章 火に包まれた家
(bse)
第21章 自由への道
(bse)
第22章 意味の虜
(bse)
第23章 マックスウェルと科学オタク
(bse)
第24章 科学と魔女魔術
(bse)
第25章 真の愛国者は問いを発する
(bse)
謝辞
(bse)
解説:「科学と人類の未来のために」池内了
(bse)
訳者あとがき
(bse)
著者と訳者の略歴
(bse)
- (13)「若い読者に贈る 美しい生物学講義」更科功
【出版社による内容紹介】生物とは何か、生物のシンギュラリティ、動く植物、大きな欠点のある人類の歩き方、遺伝のしくみ、がんは進化する、一気飲みしてはいけない、花粉症はなぜ起きる、IPS細胞とは何か・・・。最新の知見を親切に、ユーモアたっぷりに、ロマンティックに語る。あなたの想像をはるかに超える生物学講義!全世代必読の一冊!!
表紙
(bse)
目次
(bse)
著者略歴
(bse)
はじめに
(bse)
第1章 レオナルド・ダ・ヴィンチの生きている地球
(bse)
第2章 イカの足は何本か?
(bse)
第3章 生物を包むもの
(bse)
第4章 生物は流れている
(bse)
第5章 生物のシンギユラリティ
(bse)
第6章 生物か無生物か
(bse)
第7章 さまざまな生物
(bse)
第8章 動く植物
(bse)
第9章 植物は光を求めて高くなる
(bse)
第10章 動物には前と後ろがある
(bse)
第11章 大きな欠点のある人類の歩き方
(bse)
第12章 人類は平和な生物
(bse)
第13章 減少する生物多様性
(bse)
第14章 進化と進歩
(bse)
第15章 遺伝のしくみ
(bse)
第16章 花粉症はなぜ起きる
(bse)
第17章 がんは進化する
(bse)
第18章 一気飲みしてはいけない
(bse)
第19章 不老不死とiPS細胞
(bse)
おわりに
(bse)
参考文献
(bse)
- (14)「世界一素朴な質問、世界一美しい答え」ジェンマ・エルウィン・ハリス
【出版社による内容紹介】科学、哲学、社会、スポーツなど、子どもたちが投げかけた身近な疑問に、ドーキンス、チョムスキーなどの世界的な第一人者はどう答えたのか? 世界18カ国で刊行の珠玉の回答集!
表紙と目次
(bse)
まえがき
(bse)
質問1?10
(bse)
1.まだだれも見たことのない動物が、どこかにいるの?
2.ミミズを食べても大丈夫?
3.原子ってなあに?
4.どうしていつも大人の言うことを聞かなくちゃいけないの?
5.血はなぜ赤いの?どうして青くないの?
6.夢はどんなふうに生まれるの?
7.世界を歩いて一周するには、どれくらい時間がかかる?
8.どうして音楽があるの?
9.エイリアンはいるの?
10.風はどこからくるの?
質問11?20
(bse)
11.恐竜は絶滅して、ほかの動物は絶滅しなかったのはなぜ?
12.草や木はどうやって小さい種から大きくなるの?
13.サルはどうしてバナナが好きなの?
14.人間の脳は地球上でいちばん強いの?
15.地球温暖化ってなに?
16.しゃっくりはどうして出るの?
17.宇宙はなぜあんなにキラキラしているの?
18.動物はどうしてわたしたちみたいに話ができないの?
19.自動車はどうやって動くの?
20.自分で自分をくすぐれないのはなぜ?
質問21?30
(bse)
21.世界ではじめてペットを飼ったのはだれ?
22.惑星はなぜ丸いの?
23.八チはハチを刺せる?
24.どうして食べものを料理するの?
25.スポーツで負けてばかりのとき、どうすればやる気がでる?
26.なぜ戦争が起きるの?
27.どうしてトイレに行くの?
28.ライオンはどうして吠えるの?
29.どうしてお金があるの?
30.世界ではじめて本を書いた人はだれ?
質問31?40
(bse)
31.どうしてゾウの鼻は長いの?
32.どうして意地悪なんかするのかな?
33.木はどうやって、わたしたちが息をする空気を作っているの?
34.宇宙のはじめに「なんにもなかった」のなら、どうして「なにか」ができたの?
35.いろんな肌の色をした人がいるのはなぜ?
36.北極と南極の氷は、いつかはせんふとけちゃうの?
37.「よい」は、どこから生まれるの?
38.太陽はなぜ熱いの?
39.世界じゅうでいちばん絶滅しそうな動物は?
40.女の人には赤ちゃんが生まれて男の人に生まれないのはなぜ?
質問41?50
(bse)
41.重力ってどんなもの?宇宙にはどうして重力がないの?
42.人はどうして永遠に生きていられないの?
43.水はどうやって雲になって、雨をふらすの?
44.空を飛ぶ動物には(コウモリはべつにして)なぜ羽毛が生えているの?
45.わたしの脳はどうやってわたしを思いどおりに動かしているの?
46.わたしたちはみんな親戚?
47.ふってくる雪がみんなちがうかたちだって、どうしてわかる?
48.時間は、はや<すぎてほしいときには、なぜゆっくりすぎるの?
49.世界ではじめて金属のものを作ったのはだれ?
50.炭酸の飲みもののなかに、泡はどうやってはいるの?
質問51?60
(bse)
51.空はどうして青いの?
52.スポーツ選手は、観客がうるさいとき、どうやって集中するの?
53.サルとニワトリに共通点はある?
54.人間はどうやって文字を書くことをおぼえたの?
55.科学書がバイ菌をしらべるのはなぜ?わたしには見えないのはなぜ?
56.お日さまのかたちはどうして変わるの?
57.数字は永遠につづ<?
58.最初の種子はどこからやってきた?
59.オリンピックに出たいなら、なにをしなくちゃいけない?
60.世界最初の芸術家はだれ?
質問61?70
(bse)
61.わたしは、なにでできているの?
62.ペンギンは南極にいるのに北極にいないのはなぜ?
63.飛行機はどうやって飛ぶのかな?
64.世界でいちばん力もちの動物はなあに?
65.水にさわると、どうしてぬれている感じがするの?
66.もし骨がなかったら、わたしはどんなふうに見える?
67.ウシは空気をよごしているの?
68.本を書く人は、どうやってアイデアを思いつくの?
69.男の人にはヒゲが生えて、女の人に生えないのはなぜ?
70.砂糖はからだに悪いの?
質問71?80
(bse)
71.エジプトのピラミッドはどうやって作った?
72.夜になるとどうして空が暗くなるの?
73.電気はどうやって作る?
74.わたしたちの骨はなにでできているの?
75.食べものも水もなしにボートに乗っているとしたら、どうすればいい?
76.わたしのネコはどうしていつも家に帰る道がわかるの?
77.地球のなかには、なにがあるの?
78.神様ってだれ?
79.世界じゅうには何種類の甲虫がいる?
80.宇宙はどれくらい遠い?
質問81?90
(bse)
81.稲妻はどうやって起きるの?
82.背の高い人と低い人がいるのはなぜ?
83.おしっこはどうして黄色いの?
84.わたしはどうして退屈する?
85.口のなかにはほんとうに、やりをもった悪魔が住んでいるの?
86.わたしたちはなぜ夜になると眠るの?
87.いつかは過去に戻れるようになる?
88.火はどうやってもえるの?
89.世界にはどうしてたくさんの国があって、ひとつの大きい国ではないの?
90.なにが、わたしをわたしにしているの?
質問91?100
(bse)
91.ウシが-年間おならをがまんして、大きいのを-発したら、宇宙まで飛んでいける?
92.海の水はどうしてしょっぱいの?
93.インターネットは、なんのためにあるの?
94.どんなふうに恋に落ちるの?
95.わたしの胃をぜんぶのばすと、どのくらい長い?
96.わたしがいつも、きょうだいげんかばかりするのはなぜ?
97.虹はなにでできている?
98.お月さまはどうして光るの?
99.海はどこからくる?
100.カタツムリには殻があって、ナメクジに殻がないのは、なぜ?
番外編
(bse)
謝辞と訳者あとがき
(bse)
回答者略歴
(bse)
著者と訳者の略歴
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- (15)「偉大なる失敗」千葉敏生
【出版社による内容紹介】あの天才たちも失敗と無縁ではなかった
〔天才科学者たちはどう間違えたか〕輝かしい業績を残した天才たち、ダーウィン、ケルヴィン卿、ポーリング、ホイル、アインシュタインさえも失敗と無縁ではなかった。だが彼らの過ちは結果的に科学発展の原動力となったり、後年正しいことが判明したりしたのだ。五つの偉大なる失敗とその影響に迫る科学読み物
表紙
(bse)
著者略歴
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はじめに
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第1章 間違いと過ち
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第2章 起源
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第3章 そう、この地上に在るいっさいのものは、結局は溶け去る
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第4章 地球は何歳?
(bse)
第5章 確信とは往々にして幻想である
(bse)
第6章 生命を解するもの
(bse)
第7章 ともかく、誰のDNAなのか?
(bse)
第8章 ビッグバンのB
(bse)
第9章 永遠に同じ?
(bse)
第10章 「最大の過ち」
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第11章 空っぽな空間から
(bse)
最後に
(bse)
訳者あとがき
(bse)
参考文献
(bse)
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- (16)「目に見えないもの」湯川秀樹
【出版社による内容紹介】わが国初のノーベル賞に輝く湯川博士生涯の記念碑的作品。本書は現代物理学の物質観を、そして同時に、今日の自然科学的なものの見方・考え方を、だれにもわかる平易な言葉で説いている。「目に見えないものの世界」への旅立ちを伝える諸篇には、深く豊かな知性が光り、「真実」を求めてのあくなき思索が生み出した珠玉の言葉には、ひとつの確かな思想がある。初版以来、学問に志す多くの若者達の心をとらえ続けてきた名著である。
表紙と目次
(bse)
著者略歴
(bse)
第1部
(bse)
・理論物理学の輪郭
・古代の物質観と現代科学
・エネルギーの源泉
・物質と精神
第2部
(bse)
・半生の記
・ガラス細工
・少年の頃
・二人の父
第3部
(bse)
・物理学に志して
・科学と教養
・真実
・未来
・日食
・目の夏休み
・読書と著作
・話す言葉・書く言葉
・『現代の物理学』
・『物質の構造』
・『ピエル・キュリー伝』
・目と手と心
・目に見えないもの
・思想の結晶泉
解説 片山泰久
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- (17)「サイエンス入門」リチャード・ムラー著、二階堂行彦訳
【出版社による内容紹介】エネルギー問題、地球温暖化、テロ対策??経済問題や政治問題は、ハイテクとの結びつきがますます強くなっています。科学をよく理解していないと、判断の誤りを招きます。本書は、そうした問題に取り組むためにつくられました。ハイテクを理解するために必要な基礎知識である物理学を理解すれば、あなたはもう二度と技術の進歩におびえる必要はなくなります。
本書では、いちばんおもしろく、いちばん重要なテーマ取り上げていきます。読者は、自分が学んでいることの価値を知って、おのずと学習意欲が高まることでしょう。(本書より)
「現代の科学技術には、善くも悪しくも、わたしたちが生きているこの世界を形づくる力がある。独創的で卓越した科学者であるムラーは、わたしたちに選択の道を示すもっとも重要な科学原理を厳選して、明快かつ客観的に解説してくれている。国や世界の指導者はもちろん、ビジネス界や地域社会のリーダー、あるいは思慮深い一般市民にとっても、賢明な決断をしようと思うなら、本書の情報が不可欠である」
??フランク・ウィルチェック(ノーベル賞物理学者)
はじめに
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著者と訳者略歴
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第1講 エネルギーと仕事率と爆発の物理
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?爆発とエネルギー
?仕事率
第2講 原資と熱
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?熱に関する4つの疑問記
?原子と分子と熱の正体
?温度
第3講 重力と力と宇宙
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?重力に関する4つの謎
?重力の基礎知識
?引っ張り合う重力ーニュートンの大法則
?「無重量」とはどんな状態か
?宇宙への脱出
?空気抵抗と燃料効率
?「運動量とは何か
?ロケットの原理
?飛行機とヘリコプターの原理
?対流とは?ー雷雨とヒーターを例に
?「角運動量」と「トルク」BR>
第4講 原子核と放射能
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?放射能
?核分裂
?核融合
第5講 連鎖反応と原子炉と原子爆弾
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?さまざまな連鎖反応
?核兵器の基礎知識
?原子炉
?放射性廃棄物
第6講 電気と磁気
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?電気といえば…
?磁気といえば…
?電気
?電力
?磁石
?電磁場とは
?電磁石
?電気モーターの原理
?発電機
?変圧器とは
?磁気浮上
?レールガン
?交流vs直流
第7講 波ーUFO、地震、音楽など
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?奇妙だが本当にあった2つの話
?波
第8講 光
(bse)
?光のハイテクへの応用例
?光とは何か
?色と周波数
?画像とは何か
?鏡ーその驚く履き特性
?低速光ー真空中の光速度より遅い光
?レンズー拡散する光を一点に集めることができる
?目の構造ー2つのレンズが備わる
?望遠鏡と顕微鏡ーレンズで画像をつくる装置
?光の拡散ー回折
?ホログラムー鏡像を定着させたもの
?偏光ー特定の方向にのみ振動する光波
第9講 不可視光
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?暗闇の中の不法入国者を暗視双眼鏡で見た話
?赤外線放射
?紫外線
?紫外線とオゾン層
?その他の電磁放射
?医用画像の撮影における電磁波の利用
?超音波ーコウモリと潜水艦の例
第10講 気候変動
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?地球温暖化
?解決策
第11講 量子物理学
(bse)
?量子物理学とは
?電子波
?レーザーー量子連鎖反応
?光電効果
?ガンマ線とX線
?半導体トランジスタ
?ダイオード・トランジスタ
?トランジスタ
?超伝導体
?電子顕微鏡
?量子物理学をもっと深く知る
?トンネル現象
?宣子コンピュータ
第12講 相対性理論
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?時間に関する筆者と学生の対話
?「4次元」に深い意味はない
?時間の膨張
?ローレンツ収縮
?相対速度
?エネルギーと質量
?-般相対性理論ー重力の理論
?時間に関する根本的な疑問
第13講 宇宙
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?宇宙についての疑問
?太陽系
?銀河
?宇宙を見ることは過去を見ること
?膨張する宇宙
?暗黒エネルギー
?宇宙の始まり
?万物の理論
[本書を読む前に]
*本書は、2010年にプリンストン大学出版局から刊行された書籍、Physics and Technoiogy for FuturePresidents (直訳すると『未来の大統領のための物理と技術』 )の邦訳版です。
*本宮の内容は、著者が文科系学生を対象に行っている人気講義(学生の投票によって決まる「バークレー校のベスト講義」に選ばれた)をベースにしたものです。この講義を基にした書籍は英語圏で2冊出版されており、そのうちの1冊は『今この世界を生きているあなたのためのサイエンス工・II』(弊社刊)として既に邦訳が刊行されています。既刊『今この世界-』は時事問題を軸として構成された筒略服であり、本書『サイエンス入門工・II』はよりオーソドックスな教科書的スタイルで書かれた詳組版という違いがあります。
*本文中の「自由選択学習」および「脚注」は、著者も本文で書いていますが難しいと感じたときにはざっと読み流すだけでかまいませんし、あるいは読み飛ばしてしまっても問題はありません。これらの中には物理専攻や数学専攻の学生のために補足的に記してあるものもありますので、もし理解できないところがあってもあまり気にせず、読み進めることをおすすめします。
*本音は、類書に比べるとひじょうにわかりやすく書かれていますが、読んでいる途中でそれでも難しいと感じたら、前記の同著者の既刊『今この世界を生きているあなたのためのサイエンスI・II』を読んでみることをおすすめします。 『今この世界-』は時事問題を軸として書かれた筒略服なので、今日的な事例を交えて、本書以上にやさしく書かれています。
*本文中、 〔〕でくくった記述は訳注です。*W岳B上で、本書の基になった講義を無料で見ることができます。もし興味と時間がおありなら、YouTubeへ行き「Physics for future president」で検索してみてください。英語ですし、また本書の内容とそのまま同じものではありませんが、著者の講義の様子が見られます。
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- (18)「物理と実在」ブルース・グレゴリー著、亀渕迪訳
【出版社による内容紹介】物理学とは何だろう?物理学を学ぶ者ならば一度は自らに問い掛けてみたことがあるのではなかろうか。本書はこのような問いに真っ向から挑み、一つの明確な解答を与えた比類なき書物である。「物理学とは自然を語るための一種の言語にすぎない」この独創的な著者の自然観を補強している、100にものぼる歴史上著名な物理学者、数学者、哲学者の引用文は、科学マニアにとって一読の価値十分である。
数多くの科学史的事実と著者の熱い語り口調は、確実にあなたの自然観を深めていくだろう。
序文と目次
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プロローグ
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1 始めに言葉ありき
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2 力ーかけがえのない概念
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3 場ー必要不可欠な概念
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4 原子ーまことに巧妙な考え方
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5 時空ーこの不思議な統一
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6 物質の本性
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7 パラドックスー厳然としてあるもの
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8 空間ー限りない豊かさ
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9 対称性ーこの遍きもの
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10 W、Z場ー想像力の極み
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11 クォークの色
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12 物理学者の想像力ーこの見事なもの
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13 数学の本質ーこの不思議なもの
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14 言語の力ー言語を絶するもの
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15 最後の言葉
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エピローグ
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訳者あとがき
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- (19)「手で見るいのち」柳楽未来著
【出版社による内容紹介】目の見えない子どもたちが,動物の骨を触って生き物について学ぶ.教科書は使わず,板書もないその授業のルーツは40年前.視覚障害者には学ぶことが難しいとされていた「生物」の授業をつくりたいと考えた教師たちの熱意から始まっていた.「わかること」の本質にふれる,新鮮な感動をよぶルポ.毎日新聞デジタル版好評連載の書籍化.
表題と目次
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プロローグ
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第一章 骨を触る授業と子どもたち
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第二章 授業をつくった教師たち
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第三章 科学への道を拓く
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第四章 「考える観察」の先に
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エピローグ
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終わりに
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著者紹介
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- (20)「犬も歩けば物理にあたる」ジャール・ウォーカー著、下村裕訳
【出版社による内容紹介】▼そのちょっとした疑問に、“物理”が答えます!
食卓、お風呂、スポーツなど、日常におけるちょっとした疑問や身近に感じる不思議な現象90題を、物理学の立場から楽しく、かつ分かりやすく解説します。「なぜ温水よりも熱湯のほうが早く凍るのか」…あなたにはわかりますか?
序文と目次
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第1章 食卓で
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第2章 台所で
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第3章 風呂やトイレで
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第4章 書斎で
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第5章 野外で
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第6章 川や海や空で
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第7章 スポーツや音楽で
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第8章 生き物で
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第9章 遊びで
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訳者紹介
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- (21)「物理学読本(第2版)」朝永振一郎編
【出版社による内容紹介】本書は、物理学を学び始める学生のための朝永教授の講義案を骨子として、門下の人々が分担執筆したものである。朝永教授が最も重きをおかれたことは、物理学発展の大きな筋道を示すことによって、物理学の本質を理解させることであった。したがって本書の構成は、これまで物理学の分課法??力学・熱学・光学・電磁気学などの分け方よりも、むしろ物理学という学問の特徴を浮かび上らせるのにふさわしいテーマを選んで記述するスタイルをとっている。そして、帰納・演繹・法則の発見と一般化・仮説の導入・間接的な実験からの推理・直接的実験による検証、という物理学の方法によって、物理学的世界像が一歩一歩きすぎ上げられていく模様をわかりやすく示すよう配慮してある。また、できるだけ物理学と日常生活との関連を強調して、物理学を専門としようとする読者でなくとも理解しやすいよう、さまざまな工夫がなされている。
【点訳者から】本書は、非常に多くの文系大学が「教養課程物理学」の教科書として使用しているので、「教科書・参考書コーナー」にもアップロードしてあります。
序文と目次
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第1章 月はなぜ地上に落ちてこないか,地球の重さはどうしてはかるか
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第2章 光が波であるとはどういう意味か
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第3章 エネルギーの旅
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第4章 電気振動
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第5章 原子論の発展
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第6章 原子内部の構造
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第7章 量子の概念と物理学の将来
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索引
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編者略歴
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- (22)「物理学とは何だろうか」朝永振一郎編
【出版社による内容紹介】専門の内外から絶讃を浴び、大仏次郎賞を受賞した遺著『物理学とは何だろうか』と、物理学会創立100年記念講演を収録する。力学と熱力学の形成史に対する論理的アプローチは、自ら創造の苦しみを体験した博士ならではの迫真性に満ちている。
目次
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序章
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第1章
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1 ケプラーの模索と発見
2 ガリレオの実験と論証
3 ニュートンの打ち立てた記念碑
4 科学と教会
5 錬金術から化学へ
第2章
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1 技術の進歩と物理学
2 ワットの発明
3 火の動力についての省察
4 熱の科学の確立
第3章
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1 近代原子論の成立
2 熱と分子
3 熱の分子運動論完成の苦しみ
物理学とは何だろうか(特別講演)
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解説 伊藤大介
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- (23)「沈黙の春」レイチェル・カーソン著
【出版社による内容紹介】自然を忘れた現代人に魂のふるさとを思い起こさせる美しい声と、自然を破壊し人体を蝕む化学薬品の浸透、循環、蓄積を追究する冷徹な眼、そして、いま私たちは何をなすべきかを訴えるたくましい実行力。三つを備えた、自然保護と化学物質公害追及の先駆的な本がこれだ。ドイツ、アメリカなど多くの国の人々はこの声に耳を傾け、現実を変革してきた。日本人は何をしてきたか?
目次
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一 明日のための寓話
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二 負担は耐えねばならぬ
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三 死の霊薬
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四 地表の水、地底の海
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五 土壌の世界
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六 みどりの世界
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七 何のための大破壊?
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八 そして、鳥は鳴かず
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九 死の川
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十 空からの一斉爆撃
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十一 ボルジア家の夢をこえて
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十二 人間の対価
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十三 狭き窓より
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十四 四人にひとり
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十五 自然は逆襲する
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十六 迫り来る雪崩
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十七 べつの道
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解説 筑波常治
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- (24)「ハーベン」ハーベン・ギルマ著
【出版社による内容紹介】ミレニアル世代のヘレン・ケラー、ハーベン・ギルマの驚くべき物語。サハラ砂漠の灼熱の太陽の下での学校建設から氷山を登る体験、ホワイトハウスでのオバマ大統領との会見まで、障害を革新のチャンスと捉え、すべての人のアクセシビリティ向上をめざす弁護士として活躍する盲ろう女性・ハーベンのぞくぞくする体験をユーモアあふれる表現で綴った回想録。
【点訳者から一言】 ここでは「ハーベン ハーバード大学法科大学院初の盲ろう学生」の点訳を提供していますが、障害者支援に関わる方々、障害者との共生社会を目指す方々、支援活動に関心があるすべての晴眼者の方々には、明石書店発行の墨字版の一読をお薦めします。巻末にある「障害者向けアクセシビリティを向上させるためのヒント」とともに、いくつかの章は我が国の障害者支援の改善と障害者支援のあるべき姿にとても貴重なヒントを与えてくれ、また真の共生社会とは何かを教えてくれます。
目次
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第1章 父が連れ去られた日
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第2章 道のりは始まったばかり
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第3章 戦争
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第4章 ばかげた性差別とばかげた雄牛
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第5章 旋律が奏でるヒント
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第6章 エンチャンテッド・ヒルズでダンス
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第7章 皿洗いでゴマすり
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第8章 砂漠で水合戦
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第9章 アフリカの夜に途方にくれる
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第10章 村に秘密をしられないように
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第11章 落下式便所
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第12章 愛の交錯する干渉を乗り越えて
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第13章 両親に読ませたくない1章
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第14章 誰も見ていないかのように遊べ
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第15章 盲目を積極的に捉えるポリシー
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第16章 唯一、信じられるおとぎ話
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第17章 エイブリズムのこと、目を使わずにピーナッツバター&ジェリーのサンドイッチを作ること
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第18章 決して、クマに背を向けて走り去るべからず
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第19章 冷酷な真実をつきつけるアラスカ
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第20章 地震を起こす、ちっちゃな犬
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第21章 氷山の上までついてくるほどの、愛
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第22章 ハーバード大学法科大学院初の盲ろう学生
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第23章 合法的に「ケリ入れてやった!」
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第24章 ホワイトハウスでのアメリカ障害者法祈念式典
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エピローグ
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障害者向けアクセシビリティを向上させるためのヒント
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謝辞
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訳者あとがき
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- (25)「物理の小箱」一宮彪彦著
【出版社による内容紹介】「物理」は、身の回りの現象と深くかかわっています。生活に欠かせないエアコンも、その「物理」を理解すると、いかに経済的な装置であるか見えてきます。また、料理器具や住宅の構造も、「物理」を知ることで、見方が変わってきます。さらに、ダイエットについても、人間が生きるためのエネルギーを「物理」で計算すれば、何をすればよいかが見えてきます。「物理」の本当の面白さを知り、「物理現象」を理解するには、「なぜそうなるのか」という「理屈」を分かりやすく示し、さらに、他への応用が可能な形で「理屈」を示す必要があります。すなわち、「物理」には「理屈」(理論)があり、その「理屈」は新しい世界を拓くためのものでもあります。本書では、身近な現象や生活で使う道具を中心に、「物理」を使うと何が見えるか、また逆に、その「物理」を、難しい数学を使わずに分かりやすく解説し、減少の本質に迫ってみました。
はじめに
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目次
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第1章 「物理」とは
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第2章 人間が生きるのに必要な「エネルギー」
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第3章 「寒い冬」を「暖かく」過ごすには
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第4章 「エアコン」の仕組み
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第5章 落ちる
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第6章 浮く
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おわりに
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索引
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- (26)「不思議な数eの物語」エリ・マオール著
【出版社による内容紹介】本書は不思議な数eを主題とした世界最初の本である.eを中心にして,eにまつわる数学上の話,数学史上の話を面白く,時にはすさまじく,一つの物語にまとめている.ネーピアの執念,ニュートンのひらめき,オイラーやライプニッツの簡潔さと美しさ,ベルヌーイ家の確執….これらは読者に無限の刺激を与えてくれるに違いない。
まえがき
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目次
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1 ジョン・ネーピア, 1614
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2 認知
(bse)
3 財務のこと
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4 極限(存在するとして)への移行
(bse)
5 微積分の祖先たち
(bse)
6 大躍進への序曲
(bse)
7 双曲線の面積を求める
(bse)
8 新しい科学の誕生
(bse)
9 大論争
(bse)
10 e^{x}:導関数と等しい関数
(bse)
11 e^{θ}:驚異の螺旋
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12 (e^{x}+e^{-x})/2:垂れた鎖
(bse)
13 e^{ix}: “最も有名な公式”
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14 e^{x+iy}:虚が実になる
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15 eはどんな種類の数か?
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付録
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訳者あとがき
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索引
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- (27)「サイエンス・ネクスト」ジム・アリ・カリーリ著
【出版社による内容紹介】想像を超えた世界がやってくる!自己修復するスマート・マテリアル、驚異的な能力の量子コンピュータ、テレポーテーション、タイムトラベルなど、18人の科学者による未来予想図!
目次
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はじめに
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第1部 地球の未来 ー 人口統計、自然保護、気候変動
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第1章 人口統計 ー フィリップ・ボール
第2章 生物圏 ー ガイア・ヴィンス
第3章 気候変動 ー ジュリア・スリンゴ
第2部 人類の未来 ー 医療、遺伝学、トランスヒューマニズム
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第4章 医療の未来 ー アダム・クチャルスキー
第5章 ゲノミクスと遺伝子工学 ー アーラティ・プラサド
第6章 合成生物学 ー アダム・ラザフォード
第7章 トランスヒューマニズム ー マーク・ウォーカー
第3部 オンラインの未来 ー AI、量子コンピューティング、インターネット
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第8章 クラウドろ「モノのインターネット」 ー ナオミ・クライマー
第9章 サイバーセキュリティ ー アラン・ウッドワード
第10章 人工知能 ー マーガレット・A・ボーデンウォーカー
第11章 量子コンピューティング ー ウィンフリート・K・ウォーカー
第4部 未来をつくる ー 工学、輸送、エネルギー
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第12章 スマート・マテリアル ー アンナ・プロシャイスキー
第13章 エネルギー ー ジェフ・ハーディー
第14章 輸送 ー ジョン・マイルズ
第15章 ロボット工学 ー ノエル・シャーキー
第5部 遠い未来 ー タイムトラベル、終末、宇宙移民
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第16章 恒星間運行と太陽系移民 ー ルイーザ・プレストン
第17章 世界の終わり ー ルイス・ダートネル
第18章 テレポーテーションとタイムトラベル ー ジム・アル・カリーリ
寄稿者について
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訳者あとがき
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参考文献
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- (28)「レイチェル・カーソン いまに生きる言葉」上遠恵子著
【出版社による内容紹介】『沈黙の春』から半世紀ーカーソンが生きていたら、いまの日本を見てなんと言うだろう?
レイチェル・カーソンとはどんな人だったのか?もの静かで、家族思いの、控え目な人だったが、茶目っ気もあり、ユーモアの人でもあった。幼い頃から文章を書くのが得意で、自然観察も大好き。コピー機もファックスも、もちろんコンピュータもない時代に、膨大な情報を集め、やがてその細い指先から自然破壊を告発する言葉がつむぎ出されたーそして完成した『沈黙の春』で環境問題に警鐘を鳴らしたレイチェル・カーソン。その思想が、いま新たに見直されている。本書は、いまだに根強い人気を誇るレイチェル・カーソンの思想から生涯までをあまり知られていない側面に光を当て、当時の写真や彼女がつむいだ言葉とともに紐解いていく。とくに、亡くなる半年前、一九六三年一〇月におこなった「環境の汚染」という講演は、彼女の遺言とも言うべき思いがあふれている。
「わたしたちが住む世界に汚染を持ちこむという、こうした問題の根底には道義的責任ー自分の世代ばかりでなく、未来の世代に対しても責任を持つことーについての問いがあります。当然ながら、わたしたちは今現在生きている人々の肉体的被害について考えます。ですが、まだ生まれていない世代にとっての脅威は、さらにはかりしれないほど大きいのです。彼らは現代のわたしたちが下す決断にまったく意見をさしはさめないのですから、わたしたちに課せられた責任はきわめて重大です」
東日本大震災、福島第一原発事故の後、読者が増えてきているのは、何を物語っているのだろう。
目次
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I いまレイチェル・カーソンを読み直す
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・ 「沈黙の春」執筆の動機ー核の問題
・ 映画「沈黙の春を生きて」を観る
II 大学時代まで
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・ 幼少時に培われたみずみずしい感性
・ 納得するまで学ぶことをやめないー小学校から高校時代
・ 大学進学
III 書くことが好き
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・ 臨場感のある美しい文章
・ 少女時代の文章修行
・ 自然学習運動と母親の影響
・ 長年の蓄積がものを言う
IV 科学への迷い
(bse)
・ 生物学者か作家か
・ 運命は「海」へとつながった
V 大学院時代
(bse)
・ 家計を背負い遅れる研究
・ 父の死と仕事との出会い
VI 公務員になる
(bse)
・ 執筆活動でも安定した収入
・ 姉の死と家族への責任
・ 「水の世界」から「海のなか」へー幸連な船出
・ 初めての単行本に取り組む
・ 『潮風の下で』の出版と戦争勃発
VII 戦争は終わった
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・ 公務員時代の幸せで充実した時期
・ 次作への準備
VIII 「われらをめぐる海」にとりかかる
(bse)
・ 徹底した文献調査と人脈を駆使
・ 初めての潜水ー取材の旅
・ アポウドリ号に乗船
IX ベストセラーの誕生
(bse)
・ ベストセラー上位に八十六週
・ 生活の変化
X さまざまな反響
(bse)
・ まるでアマゾネスのような女性作家像
・ 科学と宗教の両立
・ 人間のおごりへの深い嘆き
XI 原子力時代の到来
(bse)
・ 今日へとつながる力ーソンの問題意識
XII 「海辺」もベストセラーに
(bse)
・ 作品を発想したあるきっかけ
XIII つかのまの安らぎ
(bse)
・ 小さな相棒と『センス・オブ・ワンダー』
XIV 苦難の道
(bse)
・ DDTへの関心
・ 一通の手紙
・ 母の死と自らの病気
・ 科学者、友人たちの協力
・ レイチェルの病床での言葉
XV 沈黙の春は、騒がしい夏へ
(bse)
・ 賞賛と非難の嵐
・ アメリカを変えた本
・ 人の心のなかに生き続ける作品
XVI カーソンの遺した言葉
(bse)
・ 羽ばたく小さな生命が教えてくれたこと
・ 「知る」ことより「感じる」ことが大事
あとがき
(bse)
- (29)「科学の限界」池内了著
【出版社による内容紹介】科学技術が無秩序に発展し、高度に専門化してしまったことによる弊害が如実に現れている今こそ、科学の限界を見据える視点が求められている。その限界を、人間が生み出すものとしての限界、社会が生み出すものとしての限界、科学に内在する限界、社会とのせめぎ合いにおける限界の四つに分けて考察する。原子力エネルギーの利用に警鐘を鳴らしてきた著者が、3・11以後における科学の倫理を改めて問い直し、身の丈に合った等身大の、社会と調和のとれた科学を提唱する。
目次
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はじめに
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第1章 科学は終焉するのか?
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・ 一九世紀末の「科学終焉」論
・ ホーガンの「科学終焉」論
第2章 車人間が生み出す科学の限界
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・ 人間の英知の進化-三分の一の法則
・ 人間の技術の進化-四〇分の一の法則
・ 巨人たちの肩に乗って
・ 生物学の時代
・ 科学の捏造
・ 心理的バイアス
・ 反集団主義
第3章 社会が生み出す科学の限界
(bse)
・ 科学の制度化
・ 科学の軍事化
・ 科学の商業化
・ アカデミック・キャピタリズム
・ 国家への依存
・ 国家の威信
・ 社会動向に左右される科学
・ 地震予知
・ 原子カムラ
・ デュアルユース
・ 科学と社会
第4章 科学に内在する科学の限界
(bse)
・ 不確定性関係
・ ブラックホール限界
・ 不確定性関係とブラックホール境界から来る制限
・ 不完全性定理
・ 一回きりの事象
・ 非線形関係
・ 複雑系の不確定度
・ 複雑系の新しい様相
・ シミュレーションの有効性と限界
・ 確率・統計現象
・ 疑似科学との違い
・ 相関関係と因果関係
・ リスク評価
・ トランス・サイエンスの問題群
・ 科学に代わる論理はあるか
第5章 社会とせめぎ合う科学の限界
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・ 地下資源文明
・ 地球環境問題
・ エネルギー資源問題
・ 核(原子力)エネルギー問題
・ バイオテクノロジー問題
・ デジタル社会の問題
・ マンモス化問題
第6章 限界のなかでー等身大の科学へ
(bse)
・ 文化としての科学
・ 人間を大切にする科学
・ 等身大の科学
・ 社会に向き合う科学者
あとがき
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- (30)「捏造の科学者」須田桃子著
【出版社による内容紹介】◆第46回大宅壮一ノンフィクション賞受賞◆
このままの幕引きは科学ジャーナリズムの敗北だ
「須田さんの場合は絶対に来るべきです」はじまりは、生命科学の権威、笹井氏からの一通のメールだった。ノーベル賞を受賞したiPS細胞を超える発見と喧伝する理研の記者会見に登壇したのは、若き女性科学者、小保方晴子。発見の興奮とフィーバーに酔っていた取材班に、疑問がひとつまたひとつ増えていく。「科学史に残るスキャンダルになる」STAP細胞報道をリードし続けた毎日新聞科学環境部。その中心となった女性科学記者が、書き下ろす。
誰が、何を、いつ、なぜ、どのように捏造したのか?「科学史に残るスキャンダル」の深層
タイトルと口絵
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目次
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はじめに
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第1章 異例づくしの記者会見
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内容がまったく書かれていない奇妙な記者会見の案内が理研から届いた。笹井氏に問い合わせをすると「須田さんの場合は羅対に来るべき芋とのメールが。山中教授の・-PS細胞を超える発見と強調する異例の会。
第2章 疑義浮上
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発表から二週間でネット上には、論文へのさまざまな指摘がアップされた。理研幹部は楽観的だったが、私は、以前森口尚史氏の嘘を見破った科学者の言にドキリとする。「小俣方さんは相当、何でもやってしまう人ですよ」
第3章 衝撃の撤回呼びかけ
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万能性の証明のかなめである「テラトーマ画像」と「TCR再構成」。このふたつが崩れた。共著者たちは、次々と論文撤回やむなしの判断に傾き、笹井氏も同意。しかしメールの取材には小保万民をあくまで庇う発言。
第4章 STAP研究の原点
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植物のカルス細胞と同じように動物も体細胞から初期化できるはずと肉をバラバラにして放置するなど奇妙な実験を繰り返していたハーバードの麻酔医バカンティ氏。S丁AP細胞の原点は、彼が〇一年に発表した論文にあった。
第5章 不正認定
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「科学史に残るスキャンダルになる」。デスクの言葉を裏付けるように、若山研の解析結果は、他細胞の混入・すり替えの可能性を示唆するものだった。一方、調査委員会は、論文の「改ざん」と「程遠」を認定する。
第6章 小俣方氏の反撃
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「S丁AP細胞はあります」。小保方、笹井両氏が相次いで記者会見をした。こうした中、私は理研が公開しない残存試料についての取材を進めていた。テラトーマの切片などの試料が残っていることが分かったが。
第7章 不正確定
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理研CDBの自己点検検証の報告書案を、毎日新聞は入手する。そこには小俣方氏採用の際、審査を一部省略するなどの例外措置を容認していたことが書かれていた。そうした中「キメラマウス」の画像にも致命的な疑惑が。
第8章 存在を揺るがす解析
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公開されているSTAP細胞の遺伝子データを解析すると、八番染色体にトリソミーがみつかった。たかだか一週間の培養でできるS丁AP細胞にトリソミーが生じることはあり得ず、それはES細胞に特徴的なものだ。
第9章 ついに論文撤回
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改革委員会はCDBの「解体」を提言。こうした中、小俣万民立ち会いのもとでの再現実験が行われようとしていた。しかし、論文が捏造ならそれは意味がないのでは? 高まる批判の中、私たちは竹市センター長に会う。
第10章 軽視された過去の指摘
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過去にサイエンス、ネイチャーなどの-流科学誌に投稿され、不採択となったS丁AP論文の査読資料を独自入手。そこに「細胞生物学の歴史を愚弄している」との言葉はなく、巨S細胞混入の可能性も指摘されていた。
第11章 笹井氏の死とCDB「解体」
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八月五日、笹井氏自殺のニュースが。思えば、私のSTAP細胞取材は笹井氏の言で始まった。それ以降笹井氏から受け取ったメ?ルは約四十通。最後のメールは査読資料に関する質問の回答で自殺の約三週間前のものだ。
第12章 STAP細胞事件が残したもの
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〇二年に米国で発覚した超伝導をめぐる捏造事件「シ工?ン事件」。チェック機能を果たさないシニア研究者、科学誌の陥穿、学生時代からの不正などの類似点があるが、彼我の最大の違いは不正が発覚した際の厳しさだ。
あとがき
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- (31)「人間はどういう動物か」日高敏隆著
【出版社による内容紹介】人のおっぱいはどうしてこういう形になったのか。一夫一妻の論理と流行のファッションとの意外な関係とは。少子化のコストベネフィット。戦争の背後にある、遺伝子に組み込まれた攻撃性とは別の「美学」の問題。科学と神はほんとうに対立するのか。―動物行動学の草分けとして長く第一線で活躍した著者が、あえて動物学的見地から「人間」を問う。言葉をもって概念を生み出すようになった人間は、どのような存在になったのだろうか。身近で多彩な例を引きつつ、表面的な現象の奥にある人間の行動論理を、やさしく深く考察する。
目次
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はじめに
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第一章 人問はどういう動物か
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§.人間と動物
§.直立二足歩行
§.毛のないけもの
§.おっぱいの形
§.オスの戦略・メスの戦略
§.人間は一夫一妻
§.少子化の論理
§.遺伝子とミームの相克
§.飽食の理由
§.概念の形成と死の発見
§.言語とはなにか
§.学習のシステム
§.人間はどのような育ちかたをする動物か
§.人間はなぜ争うのか
§.美学の問
第二章 論理と共生
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§.町の動物たち
§.都市緑化における触覚
昆虫の接触化学感覚
人間の触覚
近距離感覚としての触覚
遠距離感覚における触覚ーvisual textureー
都市緑化とテクスチェア
§.計画と偶然の間
動物たちの都市
拡大する都市
自然界の計画性
累積的にはたらく淘汰
「人間の論理」と「自然の論理」
§.論理と共生型
§.「人里」をつくる
第三章 そもそも科学とはなにか
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§.動物行動学が提出した問題
動物行動学の変遷
「利己的遺伝子」説
自我の問題から社会まで
§.ファーブルなんて「愚の骨頂」だった
§.ローレンツは時代の「すこし先」をいっていた
§.科学でなにが得られるか?
§.世の中に真理はない
§.幽霊は想像力の欠如の産物
§.レフェリーがつくとアイデアがつぶされる
§.科学と神は必ずしも対立しない
§.「賢く利己的」であること
§.利己的な「死」
あとがき
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解説 教養としての科学(羅山秋子)
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- (32)「科学と科学者のはなし=寺田寅彦エッセイ集」池内了編
【出版社による内容紹介】電車の混雑には法則があるか?虫たちはいったい何を考えているのか?身近な自然や世の中の出来事を、細やかに観察しながら書きつづった明治の物理学者による科学エッセイ。
目次
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はじめに
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I
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§.瀬戸内の潮と潮流
§.茶碗の湯
§.夏の小半日
§.蜂
§.蓑虫
§.新星
§.電車の混雑について
II
(bse)
§.塵埃と光
§.言語と道具
§.解かれた像
§.花火
§.線香花火
§.金平糖
§.雅楽
§.化け物の進化
III
(bse)
§.風呂の寒暖計
§.こわいものの征服
§.夏目漱石先生の追憶
§.思い出草
§.金曜日
§.藤の美
§.身長と寿命
IV
(bse)
§.津波と人間
§.涼味数題
§.科学者とあたま
§.音の世界
§.匂いの追憶
§.草をのぞく
§.人魂の一つの場合
解説
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